25mm厚の静音ファンの取り付けについて

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G4 Cubeは、もともとファンレスですが、□80mmの冷却ファンを取り付けるためのマウンタが用意されています.おそらくAppleのエンジニアも最後までファンレスでいけるかどうか自信がなかったのだろうと思います.しかし、末永く使うために製品寿命を延ばすには冷却は不可欠です.ですが、このマウンタはすぐ上にCPUの巨大なヒートシンクが来る配置になっており、そのままでは15mm厚程度のファンしか装着できません.Webで情報を調べると、理論的にはファンの厚さが厚いほど、風量が増し冷却効果が期待できるうえ、ファンノイズも少ないとか.で、近所のDos/Vショップに行ったのですが、田舎なので、もとからして、15mm厚のファンなんて売っちゃいない.ということで、25mm厚のサーミスタで回転数の制御が出来る静音ファンを購入してきました.取り付けは以下のようになりました.

 
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G4 Cube君の下面パネル(っていうんですか)です.中央に冷却ファンのマウンタがあります.しかし、ここまでばらすのに、Cube君をほぼ全バラバラにしなければならないのは勘弁して欲しい.初分解がこれですので、結構緊張しました.
 
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通常の25mm厚のファンは上下にリブが付いているため、このままではCubeに取り付けできません.
 
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ということで、ニッパーでモールドをバキバキやったうえで、カッターナイフで整形した状態です.カッターの取り扱いを間違えると、指をザックリやってしまうので注意が必要です.
 
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カッターで整形したファンをマウンタにのせます.
 
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上から、CPUのヒートシンクをかぶせます.
 
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回転数制御用のサーミスタ(温度センサ)を、ヒートシンクの最上部に、両面テープで固定して、完了です.
 
ファンを付けでどうなったかですが、無音に比べると、はっきりいってうるさくなりました.でも、PM8500よりは静かです.また、CPU温度も30〜40℃だったものが、24℃に張り付いています.冷却効果は絶大という感じです.