Giga Dual の試運転.

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Giga Dualの試運転を行いました.静電気の多い季節でもありますし、今までさんざんノギスで計ったり、プラスチックの定規を当てたり、当然、素手で触ったりしていますから、静電破壊されていないかを確認するためです.

ということで、今回は、特にファンによる空冷や、電源強化を行っていない、ノーマル状態のCubeに取り付けて、動作することだけを確認しました.ベンチマークなどは行っていません.

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 標準状態でのシステム特性です.

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 標準状態でのアクティビティモニタです.

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 CPUカードに「改造拡張ヒートプレート」を取り付けます.クロックの設定は1.4GHzになっています.

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 クロックの設定を1.0GHzに変更します.

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 CPUカードをロジックボードに取り付けた状態です.

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 Cubeを組み上げた状態です.排気口の頭の部分にGigaの証がはみ出ています.

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 Giga Dualのシステム特性です.CPUタイプが?に、CPU数が2になっています.

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Giga Dualのアクティビティモニタです.モニタのグラフが上下に2つ分かれているのがわかります.

今回は動作検証ということで、特にデータらしいデータは取っていませんし、重たい処理をやらせてはいませんが、CPUは、あっけなく、簡単に動作してしまいました.OSの起動時間ですが、特に速くなったようには感じられませんでした.

電源ですが、12V用のパワーモールドICはさほど熱くもならず、手で触った感じでは大体50℃くらいでしょうか.まだまだ余裕はありそうです.それに対して、5V系、3.3V系の電源は相変わらずかなり発熱をしていました.そういえば、CPUカード上に半田付けされていた放熱器も外したままでした.子供にじゃまをされないように早起きをして実験をしたため、結構いい加減な状態です.

ヒートプレートとヒートシンクの間には何も塗らずにネジ止めしただけだったせいか、ヒートシンクは冷たいのに、ヒートプレートはだいぶん暖かくなっていました.

まあこれで、CPUカードが壊れていないことがわかりましたので、安心して、電源対策、放熱対策に着手することが出来ると思います.