本家と分家のタイムドメインを試してみました.

昨日は、富士通の「TIMEDOMAIN mini」を聴いてみたのですが、今日は、これもまたオークションで中古を手に入れた、本家の「TIMEDOMAIN light」が届きましたので、さっそく聴いてみました.miniを、USB接続した「iMic」というオーディオインターフェイス経由でつないで、lightをMac本体のオーディオ出力端子につないで、iTunesで曲をかけながら、「システム環境設定」の「サウンド」で出力先を切り換えて、聞き比べてみました.

東急ハンズでチョロッと聴き比べてみたときには、miniよりlightの方が音が明るいな、という程度しか感じなかったのですが、スピーカを切り換えてじっくり聞き比べてみると、miniとlightはまったく別物ということがわかります.miniは口径5cmと言われていますが、コーンの有効範囲を実測してみると、直径は3.5cmです.lightはそれよりさらに小さくて、2.5cmです.ということで、見るからにlightの方が高音が出そうですが、実際miniより高音が良く出ているというのが第一印象です.

miniはそのサイズからは想像が付かないくらい低音が良く出ていますが、lightと比べると、明らかに高音が出ていません.それに対して、lightは高音が非常に良くのびていて、音がきれいというか、繊細というか、気持ちいいというか、クリアというか、臨場感がグッと増します.しかし、低音はというと、やはり物理的に無理なんでしょう、miniに比べると格段に小さくなってしまいます.ただ、よく聞いてみると、lightでもベースの音なんかが出ていないわけではないです.miniはベースが前に出ているような感じですが、lightでも奥まって聞こえますが、ベースの音は聞こえます.

miniは低音が出ているのですが、どうも特定の周波数で共振をしているようで、低音部で妙にこもったような音がします.あと、miniはエコーがかかったように残響音が残るような気がします.同じ曲を聴いても、lightの方はそういった残響音は少ないです.miniはホールで聴いているような感じで、lightは小さなライブハウスで聴いているような感じです.

で、どっちがええねん、ということですが、どっちがいいんだろうかと、いろいろな曲を聞き比べてみたのですが、甲乙つけがたいです.曲によって向き不向きがあるようで、この曲はminiの方がいいけど、こっちはlightの方がいい、というような具合です.同じTIMEDOMAINを名乗っていますが、それぞれが独立した個性であり、好き嫌いや、再生する曲によってどちらかを切り換えて使用する、というのがベストではないかという、なんとも中途半端な結論しか出ません.

あえてどっちか選べといわれるのであれば、私が好きな小編成のジャズのライブ録音に限れば、lightのほうが臨場感があっていいかなと思います.