初っぱなからFLSUN QQ-Sをぶっ壊していたらしい その2.

ステッピングモーターの取付金具が曲がっていた部分もちゃんと直したし、これで正常動作に戻るに違いないと、さっそくオートレベリングを開始しました.その後、ゼロ点合わせも行い、テスト印刷をしてみたのですが、まったく原点が合っていない.もう一回オートレベリングからゼロ点合わせをしましたが、まったくダメ.オートレベリングで拾った位置を全部手動で合わせ直して、なんとかテスト印刷が開始できました.

しばらくして異音発生.「バッキーン」っていうような、テンションがかかっていたモノが外れるような、ギターの弦が切れるような音.「ええっ?」と見ると、もう一回「バッキーン」それから「ガタコン」みたいな音.これはマズいと思って緊急停止.各部を見てみると、
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あれまあ、ベルトがひっくり返ってます.


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裏蓋を外してみると、どうやったのかわからないくらいキレイにひっくり返ってます.


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ベルトを観察してみると、なんかここだけ波打っている.ひっぱるとここだけ伸びる.切れてるやんか.ベルトの中に入っているスチールか繊維か知らないけど、切れてます.

これもう印刷不可能だろう.ベルトって交換できるんだろうか.いやまあ、誰かが組み立てたんだから交換は出来るんだろうけど、自分で交換できるんだろうか.ベルトの切れ目というか継ぎ目というか、どこだ.


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見える範囲でベルトに継ぎ目はないので、継いでいるとすればこの中だろうなあ.ここを開けてみます.このネジ、ビスではなくて、木ネジのようなタイプです.ネジ穴側はプラスチック製だし、開け閉めを何度も繰り返すとバカになりやすいので注意が必要です.


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フタを開けると、こうなってました.


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意外と簡単な方法でベルトが継いであります.安物のベルトだけを注文すれば、自分でも直せそうです.

ということで、ベルトだけ注文することにしました.何を注文するかですけれど、検索してみたところ「GT2 タイミングベルト」というモノでいけそうです.どこまでが規格なのかわかりませんが、幅が6mmで、歯のピッチが2mmのベルトです.3D プリンター用っていうモノならまあ大丈夫だろうと、amazonで10mで¥850のを注文をしました.