iPod Photoのポッチについて.

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iPod Photoを買いました.会社のパソコンのディスプレイに、ポストイットなんかと一緒に子供の写真をはっている人がいますよね.仕事の合間に、子供の写真を見るのは良いものです.仕事の合間に子供の写真のスライドショーを見るのもきっと良いことですよね.で、購入に踏み切ったのです.iPod miniが容量いっぱいになっていたこともあったのですが.

使い始めて気が付いたのですが、Photoとminiとでは、微妙にタッチホイールの操作感が違います.

私は片道30分を歩いて通勤しています.スタート地点は田んぼの中で、会社は幹線道路のすぐそばにあります.ですから、歩いていく途中で音量を変えていく必要があります.また、気に入らない曲を飛ばしたりすることもあります.そんなときに、いちいちiPodをポケットから出して操作するのは面倒ですし、ワイヤードリモコンでゴソゴソするのも野暮ったいです.

iPodのタッチホイールはシャツのポケットの上から指でなぞるだけでも操作できます.ですから、音量を変えたり、曲を飛ばしたりする時にはポケットの上からチョイと操作をしていたのですが、Photoになってから、この操作がどうもうまくいきません.ホイールの位置がよくわからないため、いろいろ指で探しているうちに、ボリュームが極大になったりして、大変な目に遭います.

miniとPhotoを比べてみると、真ん中のセンタークリックの出っ張り感が、微妙に違うような気がします.miniは比較的しっかり出ているので、ホイールの位置がわかりやすいのですが、Photoはどうものっぺりしていてホイールの位置がわかりにくいのです.

じゃあ、センタークリックのところにポッチを付ければいいじゃん、ということになったのですが、さて、何を付けるのが一番良いか.操作感や見た目、耐久性などいろいろな要素が絡み合います.

うちの子供たちがよく遊んでいる「キティちゃん」のぷっくらしたシールはどうか.でも人に見られたら冗談ではすまされそうにない.

子供の頃やったように、木工用ボンドを1滴たらしておいて、翌朝になったらポッチが出来ているとかは?.でも、指で操作していたら、汗で溶けそうだし.

あーだこーだ考えているうちに、良いものに気が付きました.確かディスプレイの脇に積んであるバックアップ電池の奥の方に、ありました、「アップルマーク」.昔の製品から外しておいたものです.こいつを私の大好きなシリコン充填材で貼ることにしました.

こういうものを貼るとなると、何回やっても、どうもどちらかに曲がっているように見えるものです.何回なおしても、何か曲がって見える.私も30分くらい調整していましたが、根気の方が負けてしまい、途中で寝てしまいました.

翌朝、固まった「アップルマーク」を見てみましたが、やっぱり曲がって見えます.もうどうしようもありません.しかたないので、そのまま出かけました.さて、その使用感ですが、これが最高です.ポケットの上からでもセンターポッチははっきりとわかり、その周りをクルッとするだけで簡単に正確にボリューム調整が出来ます.しかも、多分、ホイールの外側と内側とではボリュームの変化する割合が違うのだと思うのですが、センターポッチのすぐ周りをクルッとすることで、いつもは出来ないような微妙な音量調整が出来るようになりました.

そして、iPod Photoを手にとって操作する時には、「自分はアップルのカラー製品だ!」と言わんばかりに中央の「アップルマーク」が自己主張をします.もちろん液晶にはカラーで演奏中の曲のジャケットが表示されています.ものすごーく優越感に浸れます.最高です.

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 センターにポチッと貼られた「アップルマーク」.まさかこんなところで活躍するとは.

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 手で持った時のデザインの統一感は、さすが、同じ会社の持つ雰囲気、といったところでしょうか.でもやっぱり曲がって見える.

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 会社での使用の様子.

あまりの調子の良さに勢いづいた私は、妻に「miniもういらないからあげるよ」と言ってしまいました.あとで気が付いたのですが、こういう有効なカードは交渉ごとを有利に進める時にもっと上手に使うべきではなかったのだろうか....