牛タン消滅.

久しぶりに焼き肉屋さんにいってきたのですが、メニューから「タン」と名の付くものが全て無くなっていました.正確には、メニューに記載はあるものの、価格の欄にシールが貼ってあって、注文できないのです.

アメリカ産の牛肉の輸入が止まってから、「タン」の在庫が無くなってきており、最近ではほとんど底をついている、ということは、ニュースなどで知っていましたが、まさか自分の身に降りかかってくるとは思いませんでした.

店員さんに「牛タンは無くなったの?」と聞くと、「あるにはあるのですが…」と言って、壁を指さす.壁には、「申し訳ありません…」から始まって、「タン」の在庫が逼迫しているために価格を上げざるをえない、という張り紙とともに、「塩タン」の値段がマジックで書いてある.要するに「時価」ということのようです.

その値段を、メニューと照らし合わせてみてみると、「塩タン」は、なんと「上ロース」と同じ値段です.しかし、「上ロース」は我慢できても「塩タン」は我慢できません.「塩タン」2人前注文しました.

出てきた「塩タン」の薄いこと.今までの半分以下、1/3くらいの厚みしかありません.良くこんなに薄く切れるものだと感心します.しっかりと味わって、食させて頂きました.

しかし、当たり前の話ですが、焼き肉はダイエットの敵ですな.1回の焼き肉で、1週間分くらいのダイエット効果が吹っ飛んでいきました.

これからは、焼き肉屋さんに行く機会も減ることでしょう.