そこはかとなく#2.

最近、朝家を出る時に、「あっ、涼しい」と感じるようになりました.しかも、真夏のジト〜っとした時期とは違って、風がふいているので、体感温度はさらに下がります.そして、太陽がだいぶん下に落ちてきているので、影が長い.おかげで、日陰になる面積が増えて、やっぱり体感温度が下がります.
だんだん秋が近づいています.

このあたりに特有の植生かも知れませんが、春には大体の河原一面に、菜の花のような花が咲きます.本物の菜の花かどうかはわかりません.秋には、そこら辺中にコスモスが咲きます.コスモスが雑草として生えているのです.あと、ホウセンカとか彼岸花とか、アホみたいに咲きますね.なんか、花の価値が著しく落ちてしまうほどの勢いで咲きます.
今日、会社に行く途中の川の土手で、早くもコスモスが咲いていました.
花も秋が近づいていることに気が付いているようです.

ところで、なんで「秋、秋」とくり返しているかというと、秋が待ち遠しかったからです.暑い盛りは越えた、ということです.つまり、Cubeにとって一番辛い時期は去ったということです.
いやほんとうに、ジリジリしながら、この季節が来るのを待っていました.

私がCubeに7457Dualを搭載したのは、去年の冬のことでした.空冷のCubeにとっては、冬はとてもありがたい季節です.しかし、季節の変化とともに、室温が25℃を越えるようになってからは、「爆風ファン」の回転が上がり始めました.室温が上がるにつれて、ファンの回転も上がります.これはいったいどこまで行くのか、毎日ドキドキしていました.記録によれば、室温の最大値は33.7℃です.しかしこれをピークに室温は下がり始めて、最近では30℃をきってきました.ファンの回転もだいぶん落ち着いています.
私のCubeは夏を乗り切ったのです.

これに伴い、ある計画が、計画倒れになりました.「Cube水冷化計画」です.ファンの回転が上がるにつれて、「このままでは夏を乗りきれんのとちゃうか?」という思いが大きくなり、水冷キットを購入したのです.しかし、Cubeを水冷化するには問題点も多く、いろいろ検討しているうちに、暑い盛りを越えてしまったというわけです.
買ってしまった水冷キットは、「開封済み未使用品」として、オークションにでも出すしかなさそうです.