今日は運動会でした.

今日は、子供の通う幼稚園の運動会でした.
午前中だけ半日、といっても9時からですから3時間なのですが、立ちっぱなしというのはちょっとつらいです.運動会の終わりころに、救急車が来て、一人運ばれていきました.子供の運動会で倒れて救急車というのは、ちょっとシャレにならんなぁ、と思います.

さて、今時は当たり前なのですが、ビデオカメラの多いこと.ほぼ全ての家庭がビデオカメラ持参で、自分の子供の動きを追っていました.デジカメはちょっと少ないのです.なぜなら、運動会にデジカメを持っていったことのある方ならおわかりだと思いますが、普通のコンパクトデジカメは運動会向きではないんですねぇ.

運動会というと、広い(といっても幼稚園ですから狭いのですが)運動場を、あっちこっちに子供が走り回ります.それをデジカメで追うには、かなり高倍率のものでないと、遠くに行った子供をとらえきれないのです.
私は1年目の運動会でそれを痛感しました.その時使っていたデジカメは光学3倍で200万画素.まあ、当時の普通のコンパクトデジカメでした.これが運動会ではほとんど役に立たないのです.
遠くの子供の写真は撮れない.ある程度近づいてきても、レンズが暗くてシャッタースピードが遅いので、手ブレ、被写体ブレで、まともな写真が撮れない.1枚撮れても、つぎ撮影可能になるまでの時間が長くて、あっという間にシャッターチャンスが無くなってしまう.シャッターレリーズから撮影までのレスポンスが悪いので、子供のダンスなどでは、ねらったタイミングでシャッターを押しても、全然違うポーズで写っていたりする.
これは運動会では使えん、と思いました.

2年目の運動会を前に、私はデジカメを新調しました.遠くの被写体をとらえるため、光学10倍以上であること.高倍率なので、手ぶれ補正機能があること.シャッターのタイムラグが小さいこと、そして、シャッタースピードを速くするために、レンズが明るいこと.この条件で選定したのが、今使っているパナソニックのデジカメです.画素数は、忘れました.

倍率は、35mm換算で400mm程度で、しかもF2.8という驚くほど明るいレンズです.昔の銀塩カメラで、400mmF2.8なんていったら、口径が200mmくらいあるばけもののようなレンズで、とても手持ちでは撮影できません.それが、デジカメなら出来てしまうんですね.すごい話です.
シャッターのタイムラグもmSオーダですので、ほぼ0と言ってもいいレベルです.

私にとっては、ほぼ完璧なのですが、課題もないことはありません.合焦がまだまだ遅いため、走り回る子供を追い回すことは出来ません.これは、とても使いやすいマニュアルフォーカス機能をつかって置きピンをすることで回避しています.
また、連写をすると、ファインダーの映像がフリーズするため、これも走り回る子供を追い回すには不向きです.

やはり、よりよいものを狙うなら、一眼デジカメしか無いのか.でもまだまだ高いしな.