昆布じめ.

私は全然知りませんでしたし、姫路に来てからも聞いたことがなかったのですが、嫁さんの実家ではけっこう普通の調理法のようです.
作り方は非常に簡単で、ようするに昆布の間に何かをはさんで、昆布のうまみ成分をしみこませれば良いだけのことです.

昨日の夜に「マックスバリュ」にいったら、刺身コーナーで「ツバスのの刺身」が大量に売れ残っていて、全部「半額」のシールが貼ってあったのです.もったいないなぁ、と思いながらも、こんなに大量に買っていっても一晩では食べきれんし、でももったいないなぁ、と思っていた時に、昆布じめのことを思い出したのです.
刺身を昆布じめにすると、なぜか2〜3日もちます.私は刺身を4パック買って帰りました.

うちで嫁さんに「これ昆布じめにして」とお願いしたら、すぐにやってくれました.やり方は簡単です.
昆布を用意します.切った昆布ではなくて、長いままのヤツ.その表面を「酢」で湿らせます.キッチンペーパーなんかに酢をしみこませて、それで昆布を拭くような感じです.そこに刺身を並べます.適当に並べたら、昆布を折り曲げて、また酢で湿らせてから刺身を並べ、また折り曲げて、ということをくり返していくと、刺身の昆布巻きが出来ます.
これをラップでくるんで、輪ゴムを何個かかけて、冷蔵庫に入れるだけです.

なんで刺身が日持ちするのかよくわかりません.酢で湿らせたので殺菌作用があるのか、昆布に水分を吸い取られるので、雑菌が繁殖しにくいのか.

この昆布じめ、昆布の味がしみこんで美味しくなるので、しめる原料は、薄味のものがいいようです.刺身なら、カレイやヒラメ、鯛などの白身の魚がいいです.あと、水っぽくて薄味のものなら何でも昆布じめに出来るようで、コンニャクとか、ハンペンとか、山菜なんかも昆布じめに出来ます.タケノコの昆布じめも美味しいです.
検索をしてみたら、アスパラとかキュウリとかセロリなんていうのもありました.

ただ、売っている昆布じめは、昆布が適当に薄くて、刺身からペロッとはがせるのですが、我が家の昆布じめは、昆布が分厚いままなので、水分を強烈に吸収します.ですから、刺身の厚みが半分くらいになるまで水分を吸い取られていたりします.そうなると、昆布か刺身か、どっちがメインなんだかわからない状態になってしまい、昆布から刺身をはぎ取るのに一苦労します.

昨日買った刺身の半分は、昨日の酒の肴になりました.残り半分の昆布じめは今日これからの酒の肴になります.