チタンのメガネ.

先日、いいかげんくたびれてきたメガネを新調しました.
私は眼鏡屋さんで値段やブランドを気にせずに、全部のフレームを見て回ります.
その中で一番気に入ったフレームでメガネを作ってもらいます.

今回メガネを作ったのは5年ぶりくらいだったので、フレームを見て回っているうちに、フレームに書いてある「チタンフレーム」という言葉に反応してしまいました.
チタンと言えば、iPod nanoのケースなどを削り出しで作っているあのチタンではないですか.
そーか、チタン削り出しのメガネフレームなんて危ないものも作れちゃうんだろーか、などと思いながらチタンフレームを見ていたのですが、どこがチタンなんだかさっぱりわからない、他のメタルフレームと全然変わらない、チタンらしさをあえて前面に打ち出していないんですよね.

チタンらしいフレームはないものかと見て回っていたら、1つありました.
さすがに削り出しではないのですが、メガネの枠を鼻の部分でつないでいるところが、普通はろう付けなんですが、そこがプレス加工で作られている、つまり、左右のメガネ枠が1枚の板から抜かれている構造のフレームがありました.
色も、あえて塗装をせずに金属の地肌をそのまま出していて、いい感じだったのですが、ちょっとヤンキーっぽいというか、近未来的というか、サラリーマンが出張で客先にかけていくメガネにしてはちょっと奇抜なデザインだったので、真剣に30分くらい悩んだ末に、普通のセルフレームにしました.

チタンフレームと言っても、純チタンではなくて、チタン合金なんでしょうね.純チタンって、堅いんですけど、その分もろいですから、弾力性が必要なメガネのフレームなんかにはちょっと使えないでしょう.

しかしあのフレームおしかったなぁ.
もうちょっとおとなしいデザインだったら絶対買ってたんだけどなぁ.