アホらしいというか、情けないというか.

ネットニュースを見ていて面白い記事を見つけました.私の住む姫路市で、市議会議員がネクタイを必要とするか、しないかで大もめにもめて、議会が3時間も空転したそうです.

ネクタイ未着用で大論争 姫路市議会委員会、3時間空転

何ともアホらしいことで、時間を無駄にしてくれたもんです.議員さんの給料は時間あたりいくらなんでしょうかね.委員会の人数が何人いたか知りませんが、一人や二人ではないでしょう.その人たちに3時間も無駄時間を過ごさせてしまうほど、ネクタイをするかしないかということは意味のあることなのでしょうか.一人あたりの時間給×人数×3時間がどれだけの価格になるか公表してもらいたいですね.みんな税金なんですからね.

ネクタイをしていた議員は、ネクタイをしていなかった議員に対して、「議会の品位というものがある」と抗議したそうですが、夏になれば首相も官房長官もネクタイしていないのに、姫路なんて片田舎のたかだか市議会議員の品位って、そんなに高いんでしょうか.毎日Tシャツにワークパンツで出勤している私の品位はどれくらいなんでしょうか.何とも理解に苦しみます.そもそもネクタイをしていることと品位と関係あるんですかね.女性議員とかどうするんでしょうか.和服で議会に出る人もいますよね.どうするんでしょうね.

結局、ネクタイをしなかった議員がネクタイを取りに帰宅することで落ち着いたんだそうです.結末も何ともバカらしい限りです.

騒ぎを起こした二人は、実はとっても仲が悪かったそうです.

記者の独り言: ネクタイ論争の背景に遺恨

こちらの記事に書いてることが本当であれば、単なる個人的な遺恨で騒ぎを起こした、ということになりますから、それこそ議員の品位にかかわると思います.情けないですねぇ.そういう人が、当選7回とか9回とかいう大ベテランだということ、そんな人が何回も当選するということの方が問題のような気もします.

姫路という街は、住んでみると結構こぢんまりとしていていいところだと思います(祭りさえなければ).でも、こんな街でも、議員同士の確執というのはあるんですね.くだらないことで時間つぶして欲しくないですね.