城崎マリンワールドに行ってきました.

今年は小学生にとってはちょっと得した気分なのかもしれません.9月の1日と2日がちょうど土日で2日間休みです.始業式は9月の3日なので、夏休みが2日長いような気になります.まあそれはあんまり関係ないんですけど、夏休み最後の週末だし、宿題はもう全部終わっているっていうし、最後にどこか行こうか、ということで、城崎マリンワールドに行くことにしました.最初は日帰りで行くつもりだったのですが、ちょっと調べてみたら、近所の竹野の国民休暇村が空いていることがわかって、金曜日にネットで予約.一泊してきました.

城崎マリンワールドは以前行ったことがあります.もう10年くらい前の話です.でも、水族館なんて、そうそう変わるものでもないだろうと思っていたんですが、けっこう様子が変わっていました.メインの展示水槽(3階建て分くらいか)は変わらないのですが、まわりにちょこちょこと新しい施設が増えていたりします.水族館っていうと、自治体がやっていたりすることが多いのですが、マリンワールドは民間会社です.ちょっとでも目先の変化を出して、何とかして新しいお客さんやリピーターを増やそうという意気込みを感じました.

トドのショー、アシカのショー、イルカのショーなど、1時間に1回くらい行われていて、これを見たら次は隣のブースで、それが終わるとまた隣の水槽で、というように、各イベントを一つながりで見ることが出来る、効率のいいプログラム編成になっています.一番面白かったイベントは「ペンギンの散歩」です.ペンギンが10羽ほど水槽から出て、まわりの道を、くるっと1周してくるのですが、これが結構かわいい.私はかわいいという言葉はあまり使わないのですが、小さなペンギンがよちよち歩く姿は、やっぱりかわいいです.で、ペンギンを追って小さな子供達が付いてまわり、その子供を見失わないように、親たちが付いてまわるので、ペンギンを先頭にした大きな行列が出来ます.私も子供を見失わないように行列に参加したのですが、ペンギンを先頭に大勢の人がぞろぞろと歩いているのは、ちょっと面白いです.

マリンワールドをゆっくり見て回り、子供達は最後にあるおみやげ屋さんで、さんざん迷ったあげくに2つずつおみやげを買ってもらい(私はトドのイラストがバックプリントされたTシャツを買いました)、出口から外に出たのが午後4時くらい.これから車で姫路まで帰ってもいいような時間ですが、今回は近所にある竹野国民休暇村に泊まりました.途中にある竹野海水浴場の浜辺にはひとっこ一人いませんでした.いつもは海水浴の時期にしか訪れないので、この浜に人が全然いないのにはちょっと違和感を感じましたが、考えてみたら、人がいる時期なんて1年でもちょっとだけなんですよね.

部屋を予約をするとき、「禁煙」の部屋は満室で、「喫煙可」の部屋しか空いていませんでした.あからさまに部屋の空き状況が違うので、どんだけタバコ臭いんだろうか、とちょっと心配していたのですが、部屋に入ってみると、臭いは全然ありませんでした.よく見ると、部屋の内装がとても新しいのです.少なくとも内装をしてから半年くらいしかたっていないのではないかというような新しさ.けっこういい部屋でした.夕食は大広間で取りました.大人二人と小学生二人で予約したのですが、食事は大人用が4人分用意されていました.子供達が全部食べきれるわけもなく、大量に食べ残しをしたのがちょっと申し訳なかったです.食事もけっこう美味しかったですよ.テーブルに七輪が用意されていて、キスとかハタハタとかを炙って食べました.ハタハタはどこで食べてもそこそこ美味しいから好きです.

今朝は、朝から世界陸上の女子マラソンを見て、土佐選手がゴールしたのを見届けてからチェックアウトをして帰ってきました.姫路まで大体2時間半ですね.竹野の海水浴なんて普通は日帰りで行くのですが、今回のようにちょっとゆっくりして1泊するのもいいものです.子供達もマリンワールド面白かったのでまた行きたいと言っていました.また時期を見て行ってみたいと思います.