姫路菓子博のその後.

姫路菓子博は、先日の日曜日、11日で閉幕しました.当初予想の67万人を大きく上回る92万人以上が来場したそうです.予想の約1.5倍の方がいらっしゃったことになりますので、見込みは大外れですね.収支は1億円ほどの黒字だそうで、今後、菓子博関連の記念事業なんかに使うそうです.で、遠方からわざわざ菓子博に来ていただいた方には大変に申し訳ない情報が、菓子博終了後に発表になりました.たぶん姫路近郊にしか通知していないと思います.べつに隠しているわけではないですが、積極的なPRはまったくしてないと思います.

菓子博の一番の目玉は、砂糖細工で作った「お菓子の姫路城」だったと思います.会場は大混雑だったので、これだけを目当てにしていらっしゃった方もおられるのではないかと思います.この「お菓子の姫路城」ですが、菓子博終了後は、姫路市役所内で一般公開されることとなりました.え〜、ちなみに、入場料はいりません.無料で見られます.菓子博期間内じゃないと見られないと思って遠方からわざわざいらっしゃった方、当日券¥2000払って見られた方、リアルタイムで会場の雰囲気を楽しめたと思ってこらえてください.砂糖細工はけっこう長持ちするようで、今後数年間は展示する予定だそうです.姫路近郊にお住まいの方は、しばらくして熱気が去ったあとで姫路市役所に行けば、ゆっくり見ることが出来るかもしれません.でもこういうことは他にもあるモンで、たとえば「愛・地球博」で大人気だった「サツキとメイの家」も、博覧会終了後にしばらく修繕をしたあとで再公開されて、確か今でも見られるようになっていると思います.

さて、「お菓子の姫路城」だけではありません.他にも人気があった工芸菓子20点くらいだったかな、これは、姫路城近くの「イーグレ姫路」のギャラリーで一般公開されるそうです.菓子博期間中に毎日売り切れが続いてひんしゅくをかった「日本縦断!お菓子めぐりの館」で販売されていた人気菓子は、姫路駅近くのデパートで販売が継続されるそうです.そして、姫路菓子博の「限定商品」として大人気で、こちらも連日売り切れ御免となっていた「世界三大美女ケーキ」というものも、駅近くのデパートで販売されるそうです.こんな展開になるとはまったく予想していなかったのですが、菓子博のおいしいところは菓子博が終わったあとでも楽しめることになってしまいました.

わたしは甘いお菓子はあまり好きではないのですが、ケーキのたぐいはけっこう好きです.ですから、嫁さんに頼んで「世界三大美女ケーキ」を買ってきてもらおうと思っています.確か三大美女って小野小町と楊貴妃とクレオパトラですよね.どういういきさつで、その三人をイメージしたケーキを3種類作ったか、その経緯も興味深いですが、実際出来上がったケーキがどんなもんかも興味深いです.ケーキを3つ並べて、「これが楊貴妃」とか「これがクレオパトラ」とか当てられるか、ちょっと楽しみです.