CPUをT2500に交換しました.

|カテゴリ:
5.jpg

IntelMacminiのCPUをT2300からT2500に交換しました.型名が変わると動作クロックも変わるという、PowerPCにはない不思議さがありますが、CPUの動作クロックが1.66GHzから2.0GHzになったわけです.

そもそもなんでこんなことをしたかといいますと、以前紹介しました、iDVDでのビデオのエンコード時間.これが、2時間のビデオをエンコードするのに、2時間半かかっていたわけです.で、計算上では、CPUを1.66GHzから2.0GHzにすれば、2時間のビデオをほぼ2時間でエンコードできるはずなんです.つまり等速で変換できるわけですな.私のCubeはだいたい等速で変換をしますので、CPUを2.0GHzにしてやれば、IntelMacminiもCubeと同等の性能になるのかなぁ、と、そう思ったわけです.

さて、CPUを交換して、Macminiを起動します.早速、以前テストに使ったのと同じ2時間分のDVフォーマットのビデオをDVDに焼いてみました.で、ビデオのエンコードにかかった時間は、3時間10分.なんでやねん.なんで遅くなるの?.よくわかりません.

Xbenchをしてみました.以前、1.66GHzの時は総合ポイントが67.54点でした.今回は、66.32点.やっぱり遅くなっている.なんで?.よくわかりません.

Xbenchの結果を1項目ずつ見ていきました.CPUのポイントは64.19点→76.15点と、クロック数に見合うだけのポイントアップはしていました.以下、スレッドテストやメモリ、Quartz、OpenGLもアップしています.が、ユーザインターフェイスが悪い.以前も悪かったのですが、32.19点.これが今回は14点くらいしか出ない.何回やっても14点くらいです.なんでかな〜.
Xbenchのサイトで、ほかの方のIntelMacminiの成績を見てみたのですが、ユーザインターフェイスは200点超えている方もいらっしゃいます.どういうこっちゃねん、これ.

ためしにユーザインターフェイスのテストだけスキップすると、総合で120点くらいになります.まあ、XbenchはIntelMac用に作られたものではありませんので、あんまり信用するのも何なんですが、それにしてもある程度の目安にはなると思うんですけどね.それで14点って言われちゃうと、どこかおかしいんじゃないの、と思ってしまいます.

いまのところ、なんでビデオのエンコードが遅くなったのかは、わかりません.
実際使ってみた操作性はどうかといえば、普段の操作はちょっと速くなったような気がするかなぁ、という程度です.Windowsも立ち上げてみましたが、こちらもちゃんとT2500と認識してくれました.動作が速いかどうかはちょっとわかりませんでした.

まあ、おかしな結果が出ていますので、私が間抜けなことをしているのか、IntelMacを取り巻く環境がいまだに整っていないのか、どちらかに何らかの原因があるのだと思います.