アタゴオルが映画化!

ありがとうございます.Junpocoさんからコメントいただきました.「アタゴオルは猫の森」のサイトによれば、2006年10月公開のようです.これは必見です.見なければ.そして、多分売っているであろうアタゴオルGoodsを買い占めなければ!

このサイトを見ていただければ、私が一昨日書いたアタゴオルの説明より、よっぽど多くのことがわかります.そして、ますむらひろし - Wikipediaを見てもらうと、なぜこのような怪しげな世界に私が引き込まれてしまったのか、理由がわかるような気がします.

さて、先ほどのアタゴオルのホームページの「ものがたり」によれば、植物女王ピレアや輝彦宮(かがやきひこのみや)も出てきます.ということは、この話は普通のアタゴオルではなく「アタゴオル外伝-ギルドマ」です.
普通のアタゴオルを読まない人が、このギルドマだけを読んでも、アタゴオルの世界の成り立ちとかヒデヨシに対するまわりの評価とか、細かな点がよくわからないので、上滑りであまり深く心に残ることはないでしょう.
しかし、アタゴオルを読み続けている人がこのギルドマを読めば、作者の言わんとしている恐ろしく大切なメッセージがよくわかると思います.
映画化においてはこの点が注目ですね.原作の持っているメッセージを1本の映画でどこまで表現できるのか.大の大人が頭を抱えて「自分の人生って、いったい何なんだろうか...」と考えさせることが出来るのか.とっても楽しみです.

それからあとは、どんな声優さんが声を担当するのか楽しみです.今まで自分の頭の中だけでイメージしていたヒデヨシが実際に声を発するのですから、多分大きなギャップがあるんでしょうけど、それが楽しみですねぇ.谷山浩子さんがテマリちゃんの声で出るようですが、私のイメージでは、ツキミ姫のほうが谷山さんらしいかなと思います.
でもまあこれで、主だったキャラクターの声が決まってしまうわけですから、映画を見たあとでアタゴオルを読むと、また違った印象に変身しているかもしれません.

残念なのは、ギルドマにはパンツが出てこないんですよね.あと唐あげ丸とひで丸も.唐あげ丸さんのバイオリン聞きたかったんだけれどなぁ.マンガでは誌面に音符が踊っているだけで、どんな旋律なのか、想像もつきません.あとテンプラの銀ハープ(ハーモニカのこと)も聞きたいです.テマリちゃんは歌がうまいはずなんで、だから谷山浩子さんが声をやるのかなぁ.

まあ、何にしても、タダのマンガじゃない、かなり深い話です.みなさんも映画を見て、自分の人生について考えてみましょうよ.