赤いiPodnano、ひょとしてもう終わっているのか.

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iPodnano赤、快調です.いや〜、見てもかっこいいし、手にとってもかっこいいです.本当に気に入っています.
AppleStoreで購入した、iPodnano2G用の液晶保護シートを貼ったのですが、外光を吸収しているのか、液晶がちょっと黒っぽく見えてこれもいい.それから、クリックホイル部の保護シートも入っていたのですが、これはあんまり必要ないなぁ、と思っていたのですが、張ってみるとこれがまたいいのであります.なんでも3D加工をしてあるとかで、センタークリックボタンの位置が、指先で触っただけではっきりとわかります.これがいい.操作感が3倍快適になったような気がします.

オークションに出しているiPodnano黒の値段もだんだんつり上がっていますし、順調そのものなのですが、iPodnano赤を見ていてふと思いました.iPodnanoのデザインって、これが最終型になるのではないだろうかって.
まあ、実際にこれが最終デザインになることはまず無いとは思いますが、基本的なデザインはもうすでに完成されてしまったのではないかと.

外装がポリカからアルミへと変わりました.これは明らかに良い方への変化であり、アルミからポリカへ戻ることはあり得ないと思います.しいて言えば、アルミよりさらにプレミアムな素材、例えばチタンとか、といういう展開はあるかもしれません.

また、製品のサイズについては、初代から2Gになってもほとんど変わっていません.これは、内蔵されている電子回路が、ほぼ極限まで小型化されており、これ以上のドラスティックな小型化は期待できないということだと思います.
また、操作をする上でも、現状のサイズが小型化の限度かなとも思います.今のサイズでも、片手で持って、その親指でクリックホイルを操作するという使い方では、ほぼ限界の小ささです.これ以上小さいと、特にクリックホイルですが、これが小さくなると、親指での操作は難しいかと思います.
しいてあげれば、縦方向の寸法をもう少し詰めることが出来るかなぁ、と思いますが、これもどうでしょうか、片手で操作することを考えると、現状よりも小さくすることは、操作性を悪化させることになると思います.特に手が大きな欧米人にとっては、現状のサイズでも小さすぎるくらいでしょう.

そう考えてくると、デザインは現状で基本的に完成しているのかなと思います.あとは、容量のアップとか、音質のアップとか、どちらかといえば、ソフト面の改良がメインになるのではないでしょうか.FMチューナ付とか、無線LAN付とか出されても、私全然興味ありませんし、iPodでも無理があるのに、iPodnanoで動画再生というのもあり得ない話でしょう.

先日、iMacのデザインは行き着くところまで行ってしまっていて、次の新しいデザインを打ち出すのはとっても苦しいのではないかと書いたのですが、iPodnanoについても、私にとっては現状のiPodnano赤で打ち止めかなぁ、と思います.
とか何とか言っといて、完全に予想を裏切られるようなすばらしい製品が出てくるのがAppleらしいところなんですけどね.