大丈夫か、MacOSXの番号.

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MacOSXの次期バージョンであるところの「Leopard(MacOS10.5)」のリリースがこの春から10月まで延期されることが決まったようです.何でかというと、「iPhone」の開発に予想以上にリソースがかかってしまい、MacOSの開発人員をそちらに回す必要があったから、らしいです.
まあよくある話ですよね.私の会社もいろいろな製品開発をしていますが、2つの製品を並行して開発する場合、どうしても手間がかかってしまって2つとも納期通りに発売できなくなることがあります.そういうときには、営業部門と相談して、どちらのプライオリティが高いか決めて、どっちかの納期は死守します.もう1つの製品は「ごめんなさい」とあやまって、納期を遅らせてもらいます.そういう判断がこのたびのAppleでもあったんでしょう.

私は現状のMacOSXに何の不満もありませんから、そのスケジュール延期自体は特に問題ないのですが、ちょっとどうよと思っているのが、現在のMacOSXのバージョン番号です.現在のバージョンは、多分この春の「Leopard」への移行を見越してだと思うのですが、「10.4.9」になっています.もうギリギリまで来てしまっています.今までのAppleの慣例ですと、大規模なセキュリティアップデートなんかがあると、2つめの小数点以下、いま「9」になっているところが1つ加算されるのですが、現状「10.4.9」ですから、もうバージョン番号の変更が出来ないわけなんですね.かといって、これから半年間、大きなアップデートなしというのは、多分あり得ません.どうするつもりなんでしょうか.
「10.4.9.1」とか、桁数が増えるんでしょうか.あるいは、「10.4.9a」みたいにアルファベットを付けるとか.意外と10進数そのままで「10.4.10」とかいうのもありかもしれません.そんなどうでもいいことが、とっても気になります.