デジタルテレビってすごいですね.

いや本当は、デジタルテレビがすごいのか、それに付随する電子番組表のシステムがすごいのか、それをもとに動いている録画機能がすごいのか、よくはわからないんですけどね.
まえにも書きましたが、うちのテレビはハードディスク録画機能付きデジタル液晶テレビなのであります.で、録画機能を何に使っているかといえば、おもに、子供向けのアニメの録画です.うちの場合、金曜日に会社から帰ってきてから、テレビをつけて番組表を開いて、キーワード「アニメ」で検索をかけます.番組表は多分7日分の番組情報が入っていると思うのですけど、それで、この先1週間分のアニメの録画予約をします.当然子供が見そうなのを選んで、子供がいつも見ていて私も名前を覚えているものは必ず入れます.

その番組表ですが、新しい番組には「新」の記号がつきますし、最終回なら「終」の記号がつきます.この春は番組編成の改編期だっただけに、たくさんのアニメが「終」になって、たくさんの「新」アニメが始まりました.うちの子が見ていたアニメで「終」になったのは、「ふたご星のふたご姫」とか「キムポッシブル」とか.「新」で始まったのは、「銀河鉄道999」の再放送がありましたけど、ほかにはまだよく名前も内容もわからないものが多いです.「新」のアニメは、一応、取るかどうか子供に聞くのですが、タイトルだけで内容がよくわからないものはとりあえず取っています.その「新」の中に、「アイドルマスター ゼノグラシア」というアニメがありました.

このアニメ、夜中にやっているのであまり子供向けではないかなと思ったのですが、うちの子は「月島きらり」が主人公のアイドルアニメであるところの「きらりんレボリューション」が大好きなのです.で、「アイドル」という言葉につられて、「アイドルマスター」も録画したのですが、あとで見てみて一言「女のガンダムみたい」だそうです.どうも好みとは違ったみたい.つぎ録画するか聞いたら「一応取っておいて」ということで、録画予約しました.

今日その第2話を一緒に見たのですが、再生を開始したとたんに画面上に「野球中継延長のため、時間を繰り下げて放送しています」の文字が.なんと、野球中継延長のおかげで録画予約が台無しになる、あのパターンかと思いきや、どうもアニメは最初からちゃんと録画されている.何でかなーと思って録画記録を調べてみたら、録画開始時間がずれている.野球が延長された分だけ自動的に遅れて録画されていたのです.

いや〜、便利な世の中になったというか、電子番組表の本来あるべき姿にやっと到達したんですね.そもそも野球があまり好きではない私にとって、「スポンサーのご厚意により、このまま野球中継を放送します」なんていうのは、全然ご厚意ではないんですよね.その後のドラマの録画とか予約していて、先頭に野球の終盤が録画されて、ドラマが佳境に入った頃に録画終了、なんて目にあった方は何人もいらっしゃると思います.でも、これからの電子番組表機能を使えば、野球が延長されようが、サッカーが延長されようが、OKなようです.

ところでうちのテレビは、野球が延長されたことをどこで知ったんでしょうかね.録画をしたのは夜中ですからテレビの電源は切ってますし.ひょっとして録画予約中は常時電子番組表の情報を受信し続けて、延長がないかどうかチェックしているんだろうか.そうだとすると、待機電力をバカみたいにくっているということか?