WindowsXP復活.

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私はMacな人なんで、Windowsとはどういうこっちゃと思われる方もいらっしゃると思いますが、MacOSXの上で動くソフトにParallelsというのがあります.これがいわゆる仮想DOS/V機でありまして、そこにWindowsをインストールすると、これがちゃんと動くわけです.つまり、MacOSXの上で、MacOSXの管理下で、WindowsXPを動かすことが出来るのです.もちろん両OS間でのコピーペーストやファイルのドラッグドロップも可能です.MacOSXを完全に隠してしまって、画面上はWindows機と見せることも出来ます.

さてそんな、新しもの好きの私にはとっても魅力的なParallelsであったわけですが、いかんせん、私はWindowsに対しては全くの素人なんですねぇ.何かをインストールして、例えばあるフリーソフトをインストールしたらWindowsの調子が悪くなった、なんて時に、どういう対応をしたらいいのか全然見当も付かないのです.で、「ええぃ」っとハードディスクのイメージファイルを削除して、またWindowsのインストールからやり直し、というようなことを何回もしていました.割り当てるメモリ量とか、ハードディスクイメージの容量とか、いろいろ変えてみながらやっていました.

ここで問題になるのは、Windowsの「アクティベート」という動作です.私は詳しいことは知りませんが、1つのWindowsは1つのパソコンにしかインストールが出来なくなるように、マイクロソフトがサーバを置いて管理するような機能だと思います.私の場合、Parallelsの設定を変えてWindowsのインストールを何回もやり直していましたので、なんで何回もインストールできるんだろうか、と不思議に思っていましたところ、ある時から突然、「アクティベートが出来ないので、xx日以降は使用できなくなります」とかいうようなメッセージが出て、アクティベートが出来なくなってしまいました.

先にも書きましたが、私はWindowsに関しては全くの素人なので、こうなるとどうしようもないです.もう一回新しいWindowsを買ってくるか、もうすぐVistaが出るっていうからそれまで待つか、とりあえずWindowsが動くとうれしいだけで、別に必要性は何もないのでそのまま放っておくか.結局放っておいたのです.で、半年ほどたった今日、そういえばアクティベートの出来ないままのWindowsはどんな状態になっているのだろうかと思って、Parallelsを起動してみたら、あらら、「アクティベートが完了しました」なんてメッセージが出てきました.特に日数を区切っての試用期間でもなさそうです.マイクロソフトは一度ダメって言っても、時間をおけば過去のことは水に流してくれるような会社なのでしょうか.

ということで、今のところ、MacOSX上でWindowsXPが何気なく動いています.特に使用上問題になるところもありません.ちゃんとノートン先生も入れておきましたし(Windowsでは必須ですよね).これで会社のオフィスファイルも自宅で編集可能さ、とか言っても、自宅で仕事なんかしたことないし、今のご時世、会社からファイルを持ち出しただけで懲戒処分の対象にもなりますからねぇ.まあ、今回はMacOSXでWindowsXPが動いたからうれしいなぁ、ということでとどめておきます.