読書.

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読書の秋といいますが、私は普段、ほとんどというか全然本を読みません.まあ、マンガはたまに見ますけど.今月は「バーテンダー」の9巻が出て、佐々倉さんがホテルのバーを始めたり、「海皇紀」の33巻が出て、ファンがソルに一杯食わされて、おかげでジンが死んでしまったり、もう完結していると思っていた「ラブ★コン」の17巻が出て、高校卒業後の大谷とリサの話や、知らないうちに実は出会っていた中学時代の話とかが読めました.1ヶ月に好きなマンガが3巻も出るというのはたいへん珍しいことです.

で、普段は本を読まない私に、突然、読書の秋がやってきました.何を読んでいるかというと、「Cocoaプログラミング」についての本です.厚さが5cmくらいあって1冊¥4000くらいするヤツです.もう3冊読みました.私はMacを使い始めてから、何年たつでしょうか、10年以上はたっています.最初に使っていたのはLC575というやつでした.いま使っているキーボードも、そのLC575についてきたのを引き継いで使っています.最近リターンキーがなかなか入らなくって、2、3回たたくことがありますが、まだ使えます.キーボードって、一度使い出すと、なかなか他のものに切り替えできないんですよね.慣れちゃっているから.でももうそろそろ限界かなぁ.

そうそう、それくらい前からMacを使っているのですが、Macをプログラミングの道具に使おうと思ったことは一度もなかったんですね.Macではプログラムを作ったことがないのです.でも会社ではWindowsでソフトを作ってるんですよ.不思議ですねぇ.で、このあいだamazonを見ていたら、たまたまトップページに「たのしいCocoaプログラミング」という本が出ていて、まあ興味本位で買ってみました.読んでみました.一言でいうと、この本はダメでした.

とはいえ、いろいろ私の知らないことをたくさん教えてくれたのですが、内容以前に文体が気に入りません.「〜だから、ここはこうすると良いんだぜ」っていうような、若者の東京弁みたいないわゆるしゃべり言葉っていうんですか、そんな文体で統一されていて、ものすごい違和感を感じます.それから、この本はプログラミングの初心者も対象にしているようで、1つの章をさいて「C言語とは何ぞや」ということを解説しています.でも、それだけで膨大な量の記述が必要な内容を1つの章で済ませているんです.ポインタとか構造体とかね.それで、最終的にはオブジェクト指向プログラミングとか、Objective-Cを使ったプログラムまで到達させようとしています.土台むりな話です.それでも私はMacでのプログラミングをちょろっとのぞいたような気分で、興味を持つことが出来ました.

それからまたamazonで2冊本を買って読みました.なんとなく雰囲気はつかめてきています.Interface Builderを使うと、1行もプログラムを書かなくてもWebブラウザが作れるそうです(だからどうしたと言ってしまえばそれまでですけど).今またamazonで2冊の本を注文しているところです.こういう本は、読むと面白いので、一度読み出すと、遅くまで夜更かしをしてしまうのが難点です.何冊くらい読むことになるんだろうか.10冊くらい読んだら、Macのプログラムを書けるようになるかな?