ボトルネックはドライブの速度なの?

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先日、わけあって外付けの光学ドライブを購入しました.「価格.com」で検索をします.この場合、格安商品を探すのではないのです.安いに越したことはないのですが、他に比べてあまりにも安い製品は「安かろう悪かろう」ということで切り捨てるための検索です.

ついでに私の要求仕様のチェックもします.まずはじめに、当然、Mac対応であること.あたりまえですね.次に、AC電源内蔵品であること.最近は、何でもかんでもACアダプタを外付けにする周辺機器が多くて、コンセントまわりに5〜6個のACアダプタが転がっています.これが邪魔であり、かつ、見苦しいので、AC電源内蔵品を選択します.あとは見た目くらいですかね.インターフェイスはUSBでもFireWireでもどっちでもいいし、対応メディアも今どきのドライブはたいがい全部対応しているでしょうし、信頼性がどうとか、読み取り精度がこうとか言っているものもありますが、まあ大した差はないでしょう.ということで、バッファローのドライブに決定.最近は光学ドライブも安いですね.1万円くらいです.購入先は、多少の割引より、取引の信頼性を優先して、amazonから買いました.

商品が到着して、設置、接続、問題ないです.デザインもまあまあ.DVDをつっこむと、ちゃんと「DVDプレーヤ」が立ち上がる.問題ないです.iTunesでCDを読み込ませようと思ってCDをつっこむと、読み込み開始.でも、あれっ、ちょっと様子が変です.プログレスバーがガッコンガッコンのびていく.曲が1分ぐらいだとこういう感じなんだけれど、ちゃんと5分くらいの曲.そのうち読み込み速度が表示されて、なんと「30倍速」.なんで〜?

いままで内蔵ドライブでは、10倍速くらいが最高でした.なんで30倍速も出るのか、最初はドライブとの相性が悪くて、読み込みが正常に出来ていないんだと思いました.でも、読み込んだ曲を再生してみると、ちゃんと再生できるし、読み込み後のファイルサイズも妥当な値.そうこうしているうちにドライブは読み込み速度の記録更新を続け、ついに「45倍速」という表示が出ました.う〜ん.

考えられるのは、ドライブの速度.今までは、CPUの処理速度がボトルネックだと思い込んでいたので、ドライブの速度なんて気にしたことはなかったのですが、ネットで調べてみると、内蔵ドライブはCD-ROMは16倍速.今回買った光学ドライブは40倍速なんだそうです.どうもこれが原因だったみたいです.まだまだ意外に気がついていないボトルネックってあるかもしれないですね.

で、さらに調べてみると、今回のドライブはDVD-R書き込み速度が18倍速(それくらい確認してから買えよ、とは言わないでください).これでiDVDの書き込み速度が上がるわい、と思っていたのですが、いかんせん、ストックしてあったDVD-Rメディアの最高書き込み速度が4倍速でした.これも意外なところがボトルネックに….