このソフト、面白くて実用的.

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「新しもの好き」さんで見つけたソフトは「GrandPerspective」という名前です.名前の意味はよくわかりませんが、ディスクの使用状況を「2次元的」に表現するソフトです.とりあえず添付の画像を見てみてください.これが私のMacのハードディスクの内容です.大きな四角は大きなファイルで、小さな四角は小さなファイルです.四角の上にマウスを持って行くと、ウインドウの下部にファイルのフルパス名が表示されるので、どこにある何というファイルかが簡単にわかります.私のディスクでは、左下のほうに、ひときわでかい四角が2つありますが、これはParallelsのWindowsXP用のディスク領域と、そのバックアップです.それぞれ大体4GBの大きさが、これくらいの四角で表されています.

実はこれは整理整頓をした後でありまして、このソフトを初めて起動したときには、大きな四角が結構たくさんありました.「なんじゃ、このファイルは」と思ってカーソルを持って行くと、どうもムービーファイルみたい.ファイル名の頭に「.」がついているので、いわゆる「不可視」ファイルです.「こんなんどこにあんねん」とパス名をよく見てみたら、なんとデスクトップではないですか.

デスクトップの不可視ファイルってピンときませんが、実際あったんです.誰が作ったのか、自分でなんかしたかなぁ、と思って再生してみると、ハンディカムから取り込んだうちの子のビデオであったり、テレビから取り込んだアニメであったり、10本くらいありました.確かに私が扱ったものばかりなんですが、いつのまに不可視化されて、しかもデスクトップに放置されていたんでしょうか.さっそく削除しようとしたのですが、不可視ファイルは普通の方法では削除できません.こういうときに私が使うのは、「Tweaker」というソフト.いつ頃から使っているか覚えていませんが、Finderの表示をコントロールすることが出来るソフトです.これで不可視ファイルを表示できるようになります.

いらないムービーファイルを削除して、再度「GrandPerspective」を実行したのが、添付の画像の状態です.まあまあ大きなファイルが無駄に容量を食っているわけではなくなったのですが、Parallelsのディスクイメージは結構でかいですね.バックアップまでディスク上に残しておくのにちょっと疑問を感じてしまいます.でもWindowsには「TimeMachine」が無いですから、もしものとき用にバックアップはいりますよね、やっぱり.でもバックアップならDVDでもいいかな.

ところで、「Tweaker」で不可視ファイルを可視化すると、「.DS_Store」とか本来見えてはいけないファイルも見えてしまって結構うっとうしいので、不可視に戻すのを忘れてはいけません.

「GrandPerspective」のおかげで、大きな不要ファイルを発見、削除することが出来て、まぁたいした影響はないにしても、ちょっと得した気分がするのは、きっと貧乏性だからでしょう.