サンタ追跡.

今年も無事にクリスマスイブが終わりました.去年はギリギリになってプレゼントが売り切れてしまい、お父サンタクロースが、明石だったか神戸だったかのトイザらスまで車を飛ばしてプレゼントを買いに行ったという思い出があります.まあ、プレゼントを買いに走ること自体はいい思い出なんですが、そんなことがまた起こって、プレゼントが入手不可能になるとちょっと悲しいので、今年は早めにプレゼントを決めるように、子供たちに促していました.下の子はすぐに決まったのですが、上の子は、「お店で見つけたおしゃれなバッグ」と「ふこうもりのタロットカード」のどっちにするか、ずーっと迷っていました.迷ったあげくに、「そうや!ふこうもりのタロットカードが入ったおしゃれなバッグっていうのでええやん」と言いだしたのです.そんなこといったら、ほしいものが全部はいった巨大なバッグ1つ、なんていプレゼントもありになってしまうので却下しようかとも思ったのですが、まあ、どっちの高いものではなかったので、今年はOKとしました.

ところで、毎年恒例の「サンタさんの追跡」についてのニュースが出ていました.これを書いている、いま現在では、今年の追跡はもう終わってしまったのですが、サイトは以下です.

NORAD TRACKS SANTA 2008 - ホーム

確か去年までは日本語対応していなかったと思います.ですので、子供に見せてもしょうがないと思っていたのですが、今年は日本語対応もしていますし、ミニゲームもたくさんあるようです.追跡をしているのはアメリカ空軍だったかNASAだったかですが、追跡をはじめた経緯というのが出ていて、これが面白かったので下記に引用しました.

この恒例行事は、1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。サンタにつながるはずのその番号は、なんと中央防衛航空軍基地の司令長官のホットラインの番号だったのです。子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリー シャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡があることを部下にレーダーで確認させました。そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、この伝統が生まれました。

まあ、なんというか、もし本当の話なら、子供から間違い電話がかかってきたのを頭ごなしに怒鳴り散らして切ってしまわなかったことがエライですねぇ.私の知っている工場では、ユーザサポート用の電話を開設したところ、その電話番号が地元のヤクザの事務所と1番違いだったらしく、ヤクザの事務所に全国からの間違い電話がジャンジャンかかるようになってしまって、顧客からの通報を受けて、結局サポートの電話番号を変えたというところもあります(ぜんぜん関係ない話ですけどね).

サンタの追跡ですが、今年は(去年もあったのかもしれませんけど)サンタカメラといって、世界の何地点かで、サンタさんが実際に空を飛んでいる姿を見ることが出来ます.で、日本を通過するサンタさんの様子を子供と見ていて、けっこう衝撃の事実を知ることが出来ました.なんでも、富士山との位置関係を数学の方程式でとくことで、サンタさんのソリの速度が新幹線の100倍も速いということがわかったそうです.それを聞いた上の子が「めっちゃ速いやん」と一言.確かに.新幹線の100倍なら、時速2万km以上ですね.けっこう速かったんだ、サンタさんのソリって.(たぶんサンタさん専用の)特別なトナカイなら、それくらいのスピードが出るってことでしょうか.でも、そのわりには、帽子もヒゲも、風になびいていないのは何でなんだろうかと、うちの子供は不思議がっていました.もう3年生ですからねぇ、夢の世界から離れて、だんだん現実の世界に足を踏み込んでいるようです.来年あたりからはサンタさんを卒業するのかもしれません.