Lionのディスクユーティリティの復元がおかしくないかい?

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起動ボリュームを交換しようと思い、いつもの通り、「ディスクユーティリティ」の「復元」で、コピーしようと思ったのですが、しょっぱなからエラー発生です.

100GBのパーテーションに80GBのシステムを復元しようとしたのですが、「領域のサイズが足りない」とかいうエラーが出て復元できない.

まあ、あり得ない話かというと、そういうわけでもない.ボリュームサイズが違うもの同士で大量のコピーをすると、セクタサイズだったか、クラスタサイズだったかの違いによって、小さなファイルがたくさんあるときには、結果的にコピーに必要なサイズが変わる場合がある.SDカードに1バイトのファイルを書き込んでも、占有するデータサイズは512バイトになります.そういうことも積み重ねかなと、そういうことも考えられました.


しかし、CarbonCopyClonerというパーテーションの中身を丸ごとコピーするアプリを使ってみると、ちゃんとコピーできているし、そのパーテーションからちゃんと起動も出来るのです.ただ、optキーを押しながら再起動をかけると、Lionから追加になっている「Recovery Disk」というディスクが選択できない.つまり、それはコピーされていないということになります.まあ実害はないかと思いますが、気分的に優れないので、Lionのディスクユーティリティでなんとか復元できないかと試行錯誤をしていると、100GBのパーテーションに80GBの復元は出来ないけれど、120GBのパーテーションには復元できることがわかりました.


ということで、目的のパーテーションを120GBに変更して復元を実行し、無事に復元完了.optキーを押しながらの再起動でも、Recovery Disk」がちゃんと選択できるようにはなりました.しかし、コピーし終わった120GBのパーテーションの「情報を表示」してみると、使用容量は80GBで、空き容量は40GBでした.なんで100GBのパーテーションに復元できなかったかはわからずじまいですが、最近はやりのSSDで、少ない容量をやりくりしながら使っている方は、私と同じトラブルに見舞われる可能性もありますので、ご注意ください.