どのiPhoneにしましたか?.

|カテゴリ:

私は、iPhone 5Cのグリーンにしました.指紋とカメラはどうでもいいかなということと、やっぱりカラフルな外装が気に入りました.色は悩みました.本来であれば赤が好きなので、iPodnanoとか「PRODUCT RED」ばっかり買っていたのですが、このたびの赤はパステルトーンというか、蛍光色というか、誰かが「きゃりーぱみゅぱみゅに似合いそうな色」と言っていましたが、まさにそんな感じで、ピッタリ来る色がない.白にすると、ポリカの筐体であればキズや黒ずみが目立つだろうし、イロイロ考えた末に、今回のiOS7に一番似合いそうな感じがしたので、緑にしました.


で、通信会社は、何の不都合もない上に、LTEがプラチナバンドも使えるようになるので、今まで通りauとしました.ここでネットなんかで話題になるのは、各社の料金プランは、結局どこが一番安いのかということ.やはり一番頑張っているところはどこかというのは気になりますし、経済原則から言って、値段で一番頑張っているところは、たぶんサービスが一番が弱いところだと思うんです.で、料金プランのまとめ記事を見たのですが、これがまた従来通りの超絶わかりにくいのですね.


09-16 21.16.18.jpg


私の場合、機種変更でauですから、グリーンで枠を付けたところに相当しますので、2年縛りで実質負担額が¥14,160ということになっています.ところが、iPhoneの発表前から、私のもとにはこんな郵便が届いていたのです.


P1030672.jpg


「最新モデルをいち早くお届け」とあります.内容を見ますと、この時点ではまだiPhone 5S、iPhone 5Cは発表されていませんでしたので、「最新モデル」としか書かれていませんが、同封されていた「クーポン番号」を使って予約をすると、「最新モデル」を発売日に優先的に配達してもらえるということと、機種変更にあたって¥5,250の特別割引をするということでした.さらに、docomoの販売参加とかいろいろな状況がわかって来るあいだに、割引額が¥10,500追加になって、最終的には機種変更にあたって¥15,750の割引が受けられるということになりました.内容に「iPhone 4Sをお使いの方」とありましたので、ちょうどauがiPhoneを扱いだして2年が経過するタイミングで、顧客がdocomoに流出するのを防ぐ意味があるんだと思います.ただ、こいつのおかげで、わかりにくい料金体系が、さらにわかりにくくなってしまいました.ネットで先行予約をした時点で表示された料金表は次のようになります.


09-18 12.49.02.jpg


グリーンの枠で囲った部分が特別割引です.確かに端末代が割り引かれるということのようですが、結局のところ、月々の支払代金はいくらになるのかサッパリわかりません.そこで、近所のauのお店に行って、いきさつを説明して、月々の支払いがいくらになるのか計算してもらいました.


P1030674.jpg


端末の定価が¥63,000で、特別割引が¥15,750で、値引き後の端末代が¥47,250になります.これを24ヶ月分割で払うのですが、いっぽうで、2年縛りとしたことで端末代の補助金として月々¥2,035の割引があります.これが24ヶ月分で¥48,840の割引です.端末代が¥47,250で割引が¥48,840ですと¥1,590のマイナスになってしまいます.つまり、「端末代実質¥0」とかよくありますけれど、私の場合「端末代実質¥ー1,590」ということです.これは切り捨てになるのではなくて、月々の代金から¥67ずつ値引きされるそうです.その他モロモロの基本的な通信プラン代金と合わせると、月々の支払額は¥6,688という結果になりました.今使っているiPhone 4Sの代金が月々¥7,700くらいだったと思いますので、それよりも安くなるんですね.まあ、iPhone 4Sの方は64GBで、iPhone 5Cは32GBという差はありますけれど、新しい機種で、LTEやテザリングに対応しても、まだ新機種の方が安くなるというのは、喜ばしいことです.


ということで、あまりアテにしていなかったとはいえ、ネットニュースのまとめ情報は、私の場合は参考にはなりませんでした.私が「特別な場合」なのかもしれませんが、それでもたぶん「auでiPhone 4Sを使っている人」は全員この割引制度の対象になっていると思いますので、かなりの人数になるのではないかと思います.今回私は使いませんでしたけれど、iPhone 4Sの下取りサービスというのもありました.私の64GBタイプで¥19,000の割引になるそうです.こういった「特別割引」というような、一般向け料金表に反映されない料金体系が増えてくると、ただでさえ複雑で理解不能な携帯電話の料金体系が、まったくわからなくなってしまいます.それは安くなるのはユーザにとってはいいことなのですが、その利点を公平な視点から比較できないというのは、必ずしもユーザの得にはならないわけですね.知らない人は知らないまま値段の高い方の会社と契約をしているかもしれませんから.今回は「私はたまたま特別に得をしたんだ」と思っていますが、同じことがさらに増額してSoftBankでも行われているかもしれませんし、docomoでも表に出ないような割引制度があるのかもしれません.こういうのはなんとかして欲しいですねぇ.わずかな額とはいえ、損得がからんでくると気になってしょうがないです.貧乏性ですから.


とはいえ、新しいiPhoneが20日に届くはずです.宅配業者の方もこの日は大変でしょうけれど、できれば早いうちに届けて欲しいですね.