LUMIX DMC-LX7用のリングライトを作ってみた(その2).

1次品を作ったときに、あまりにも狭い場所にLED回路8組を収めなければならないために、できるだけ面積を大きく取るためにステップアップリングの外周部ギリギリから部品の配置をしてしまいました.


P1030734.JPG

もうLEDが外周部分に接してるでしょう.でもこれじゃあ、次の段のリングを付けることも、レンズキャップを付けることもできません.で、外周部から3mmを目標に場所を空けて部品配置からやり直してみました.ついでに、LEDの電流制限用抵抗を2本から1本に減らして、電流を2倍流すことにしました(どれくらい発熱するのかわからなかったのですが、実際に点灯してみると、まったく発熱が感じられなかったため).


P1030749.JPG

部品を内周部ギリギリまで寄せて、外周部にスペースを空けてあります.ついでに電源コネクタとして、USBコネクタを付けてあります.これで、念願かなって、リングライトを装着した状態でレンズキャップをすることができるようになります.


P1030750.JPG

相変わらずニコンはウソなんですけど、52mmのキャップをちゃんと付けることができます.見た目には、ちょっと長めのレンズを付けたミラーレス一眼みたいでしょう.


P1030754.JPG

キャップを外して、カメラの電源を入れると、こんな風に展開します.まあ、ちょっと、格好が悪いのはしょうがないか.


P1030755.JPG

ライト点灯でこんな感じ.もちろんこの写真を撮ったカメラ側は、ストロボをたいています.


P1030758.JPG

昨日の5枚目の写真と同じ場所で写真を撮ってみましたけれど、抵抗を減らしたおかげで、LEDの光量が上がっているのがわかります.


P1040162.JPG

ライト無しのベジータ.レンズの先っぽの影が映り込んでしまいます.


P1040163.JPG

そこで普通にストロボをたくと、レンズの先にけられて、ベジータの首から下が暗くなります.


P1040164.JPG

リングライトを点灯すると、全体が明るく写りますが、8つのLEDもクッキリ写り込んでしまいます.絞り開放で撮っているのでベジータの腕組みしているところ以外はピンボケになってしまいますが、


P1040165.JPG

f8.0まで絞り込めば、細部までピントがしっかり合います.


P1040177.JPG

父の遺品の時計も、割と格好良く写っています.


というわけで、2次品は、見た目も、明るさも、ずいぶん実力の高いものができたと思いますが、LEDのツブツブが写り込んでしまうのが難点ですね.対策としては、ツブツブが見えなくなるほどたくさんのLEDを実装するか、ツブツブが拡散されて見えなくなるように半透明の板でも入れるか、そんなところでしょうか.次はまあ簡単そうなところで、板を入れるのにトライしてみたいと思います.