「甘エビの皮むき器」ってあるんだろうか.

私は今、酒のつまみに「1パック¥298のところレジにて半額」の甘エビを食べています.
でも、1パックに20尾くらいは入っている.
この甘エビの皮って、どうしてるんだろうか.

どこか人件費の安い国で甘エビを捕って、人手で皮をむいて冷凍出荷するのか.
まさか日本人が手作業でむいてはいないでしょう.
甘エビの皮むき器っていうのがあるんだろうか.

「ホタルイカの目玉取り器」っていうのがあるという話は聞いたことがあります.
ホタルイカはボイルしたてを生醤油につけて食べるのが絶品なんですが、目玉が堅いのです.
私は気にせずにそのまま食べますが、一般的な料理店などでは、目玉を取る仕事をしたモノが供されます.

缶詰のミカンの皮はどうやってむくんだろうか.
あれは30年くらい前からむいてあるので、人件費が安い外国っていうわけでもないと思うんだけれど.

「人工イクラ製造器」というのも聞いたことがあります.
これは、食べた人の話によると、イクラとほとんど変わりない味がするそうです.
でも、いかんせん魚臭くないそうです.
魚臭さが苦手な人にはかえっていいかも.

「鶏の脱骨器」というのもありますねぇ.
処理された鶏を一羽かぶせて機械に入れると、各ステーションごとに、もも肉とか、むね肉とか、手羽先とか、バラバラに分類され、最後に鶏ガラが出てくるという機械.
最近手羽先を食べていると、包丁でさばいていたら付くはずのない、隣の骨のかけらが付いていたりするのはこの機械のせいだと思います.

なんだか疑問だらけでとりとめもない話になりましたが、見かけでは判断出来ない、いろんな工程を経て私たちの口に入っている食品はいっぱいあるということです.
フォルクスのステーキが合成肉なんてことはずーっと前から知ってましたけどね.