ひさびさにCube.

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久しぶりにCubeに戻ってきました.先日「MacminiのUJ-846をCubeに入れたらどうなるの?」というコメントを頂きました.そういえば、どうなるんだろうか.Intel Macminiもだいぶん使い込んで慣れてきていたのですが、これ以上、試用をする必要も無かろうということで、Cubeに戻ってきました.

CubeにIntel MacminiのUJ-846を入れてみましたが、結果は、DVD-Rとしてしか認識されませんでした.「PatchBurn」をあててみても変化ありません.どうやらドライブのファームウエアに細工がしてあるようですね.

さて、Cubeに戻って感じたことですが、Cubeのほうが、動きがキビキビしているというか、キレがあるように感じます.例えばSafariなんかを起動すると、Intel Macminiのほうがウインドウを開くまでの時間は短いのですが、それに至らないような軽い処理、なんていえばいいのかよくわかりませんが、何かをするときの端々の動きがキリッと締まったような感じがします.何とも表現しづらいですが、操作感が良いです.

あきらかに違うのは、起動時の動作.デスクトップピクチャが表示されるまでの時間はIntel MacminiとCubeでほとんどかわらないのですが、その後の処理、メニューが出て、Dockが出て、デスクトップファイルのアイコンが出て、外部ディスクのアイコンが出て、ハードディスクがちょっとカリカリいって、CPUの負荷率がすとんと0%近くまで落ちる、それまでの処理が、Intel Macminiだと、ちょっと時間がかかるんですねぇ.Cubeだとチャッチャッチャっと終わるんですが、Intel Macminiはしばらく待たされます.

それから、メールでお問い合わせいただいたんですが、Intel Macminiを使って、iDVDでビデオのエンコードをするとどれくらい時間がかかるのか.やってみました.DV形式のファイルをiMovieで取り込んでiDVDでDVDを焼くためのエンコードをします.もとファイルは2時間分だったのですが、Intel Macminiでは、エンコードに約2時間半かかりました.これを速いと見るか、遅いと見るかは、意見の分かれるところだと思いますが、DualCPUのCubeでは、90分のファイルを95分でエンコードしたという記録が、私のホームページに残っていました.ほぼ等倍速でエンコード出来るわけです.この結果だけ見ると、Intel Macminiよりも、DualCPUで強化したCubeのほうが若干速いということになります.
まあユニバーサルアプリといっても、Intelに最適化はされていないんでしょうね.

Cubeに最後の投資をして強化するべきか、思い切ってIntel Macminiに乗り換えるべきかで迷っている方もいらっしゃると思いますが、現状、短期的に見れば、どっちもどっちですね.Cubeには将来性がありませんけど、Intel Macminiには当面使えるネイティブなアプリがありません.悲しいことに、一番最適化されているのは、BootCampを使ったWindowsXP環境くらいではないでしょうか.Windows機としては、Intel Macminiは申し分ないんですよね.