意外とあっさり来た「10.4.10」.

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會澤さま、情報ありがとうございます.4月13日に「大丈夫か、MacOSXの番号.」というのを書いております.MacOSXのバージョンが「10.4.9」まで来たところで、「Leopard(MacOS10.5)」のリリースが10月まで延期されることが決まってしまって、じゃあ、それまでに発生するであろうアップデートで、「10.4.9」の次のバージョンはどういう副番になるの、と、どーでもいいことを心配しているのですが、このたび「MacOS10.4.10」というのがリリースされております.

いろんな方からコメントをいただきまして、「10.4.10」とか、「10.4.9b」とか、「10.4.9.1」とか.私はどれもどうもしっくりこないので、いっそのこと、「Leopard」まではずーっと「10.4.9」で押し通すんではないか、などと考えたりもしていました.しかし、何の粘りも見せずに、意外とあっさりと「10.4.10」を出してきました.

そのときのコメントにも書いたのですが、私のような貧乏性のエンジニアは、「10.4.9」なんていう数値は、すぐに1つの「1049」という整数値に置き換えたくなるのです.でも、Appleのエンジニアはそんな貧乏ったらしく無かったんですね.「10.4.9」は「10」と「4」と「9」という3つの数値だったわけです.私は若いころに、ROMが4KBでRAMが256バイト、なんていうマイコンを扱ったりしたものですから、どうも貧乏くさい考えになってしまっていけません.

さてこれで、「Leopard」リリースまでに、何回アップデートがあっても安心であることがわかりました(ひょっとしたら「10.4.255」が最大値かもしれませんけど).さあ、Appleのみなさん、がんばって「Leopard」のバグ出しをしましょう.10月と言わず、もう少し早めのリリースでもいいですからね.