どーなってるのか、MacOSXの番号.

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今日か昨日かわかりませんが、MacOSXの新しいアップデートがありました.「Mac OS X 10.4.10 Update v.1.1」というんだそうです.今までこういうのってありましたっけ.私の記憶では、いわゆるバージョン番号(今回は10.4.10)のあとに、「v.1.1」なんて付いたのは、初めて見るような気がします.しかもこれ、「ソフトウェア・アップデート」では認識しないんですよね.私は先日、MacOS10.4.10にアップデートしたのですが、「v.1.1」が出たんで、これもソフトウェア・アップデートしようとしたら、「ソフトウェア・アップデートには、お使いのコンピュータに適用できる新しいソフトウェアはありません。」だそうです.

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おっかしいなぁ、と思いながら、手動でディスクイメージをダウンロードしてインストールすると、拒否されるのかと思いきや、ちゃんとインストール完了しました.で、何が変わったのか、いつものことながら、ふつうに使う分には何が変わったのかさっぱりわかりません.「このMacについて」を見てみたのですが、バージョンの表示は「10.4.10」のまま変わりありません.バックアップしてあった古い方の「10.4.10」を立ち上げて、「システムプロファイラ」で確認をすると、バージョンは同じ「10.4.10」のままですが、微妙に表示が異なっています.古い方は「8R2218」となっているところが、新しい方は「8R2232」です.なんかとっても微妙な差ですねぇ.

私は、AppleがMacOS10.4.9の次を出すときには、とっても躊躇するだろうな、と予想していました.次のバージョン番号がどうなるのか楽しみ、ということもこのblogに書いていました.ところが意外とあっさりと「10.4.10」が出てしまいます.ということで、Appleって、バージョン番号にはあんまり頓着がないのかなと思いました.ところが今回は思いっきり「10.4.10」にこだわるためにサブバージョンともいえる「v.1.1」を付けてきました.どういうことなんでしょうね.こだわりがあるのか、こだわりがないのか.あるいはもっと別の何かにこだわっているのか.何にしても、「ソフトウェア・アップデート」で引っ掛からないということは、あんまり必要性のないアップデートなんですかね.でもわざわざ発表するんだから何らかの必要性はあるのかな?

それから、今回もそうだったのですが、時々、アップデート後に再起動したあとで、しばらーく(1分か2分くらい)ハードディスクをカリカリいわせてから、自動的にもう一回再起動するときがありますよね.あれ、事前にわかってるんなら、何らかの表示をして欲しいですね.白画面でクルクルが回り続けるのを見ているのは、結構ドキドキモノです.アップデートに失敗して、もう二度と正常起動しないんじゃないか、とか考えながらクルクルを見てると、とっても時間が長く感じます.「再起動をすると、システムの再構築をして、その後、自動的にもう一度再起動をします」くらい表示が出てくれると、精神衛生上とっても安心してられると思うのですが、どうでしょうか.