「ゲゲゲの鬼太郎」も面白いです.

先日、NHK教育の「電脳コイル」というアニメが面白いということを書きましたが、同じく最近始まったアニメで、「ゲゲゲの鬼太郎」も、なかなか面白いです.私の地域では土曜日の朝6:30からと、ちょっと朝早くて辛い時間帯ではありますが、うちのテレビは自慢の録画機能付きなので、予約さえしておけば、早かろうと遅かろうと、好きな時間に落ち着いてみることが出来ます.

この「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、子供のころから何回もアニメ化されていて、何回も見てきた私としては、ちょっと違和感があるというか、時代の流れを感じる部分があります.まず、ネズミ男の服がネズミ色から黄色に変わっています.ネズミ男が何と携帯電話を持っています.ネコ娘が、人間社会に上手にとけ込んでいて、アルバイトをしてお金を稼いでいます.ミニスカートにヘソ出しでキャンギャルみたいな格好をしたこともあります.今までは妖怪の住みかは人間社会から遠く離れたどこか別の所、という設定だったと思うのですが、今回は、人間社会の路地から路地に迷路のような道をたどっていくと、いつの間にか妖怪横町に到達するということになっています.その外れの草むらの、木の上の家に鬼太郎と目玉オヤジが住んでいます.目玉オヤジは、今まではただのお湯を茶碗に入れて風呂に入っていたと思うのですが、今回は紅茶のお風呂に入ったりもしています.そして鬼太郎の声優が、「名探偵コナン」のコナン役と同じ人なので、鬼太郎が低い声で話し出すと、「犯人はお前だ!」と叫びそうな雰囲気がプンプンです.

「ゲゲゲの鬼太郎」は、小さな子供にはとってもいいアニメだと思います.というのは、お化けとか、妖怪、幽霊なんていう怖いものが存在するということを、小さいうちに頭にすり込むことが出来るからです.他にも、嘘をついたら閻魔様に舌を引っこ抜かれるとか、悪いことをすると地獄に落ちて、血の池や針の山で永遠に苦しむことになるとか、そういう話は、子供のうちに頭に叩き込んでおく方がいいと思います.悪いことをしたら、誰が見ていなくてもお天道様だけは見逃さない、というようなことが頭に入っていれば、判断力の弱い子供が悪いことをしそうなときに、最後の一歩の引き金を引く直前で思いとどまってくれることもあると思います.

ということで、「ゲゲゲの鬼太郎」は子供といっしょに毎週かかさず見ることにしようと思います(決して自分が見たいわけではありません).