Wireless Mighty Mouseの掃除.

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Wireless Mighty Mouseを買ったのは、過去の履歴を調べたところ、2007年11月のことでした.1年と2ヶ月前ですか.買う当初は、あのクリクリボールの耐久性に難がありそうなことが気がかりで、ネットでいろいろ調べてみたら、買って1ヶ月で動作不良になって、交換を3回繰り返したあげくに、結局あきらめて使用をやめた、なんて話が出てるのを見て、「買って1ヶ月っていうのはちょっときついよなぁ」と思ったり、「しかし仮にもAppleが製品として出荷している以上、そんなに頻繁に壊れるものでもないだろうし」と思ったり.まあ、あんなに小さなボールをクリクリするのだから、そのうちゴミが詰まって動かなくなるのは当たり前のことです.あんなにでっかいトラックボールでさえ、数ヶ月に1回くらいは、ホコリや髪の毛や手あかが詰まって動作不良になるのですから.クリクリボールの動作不良が出るのが半年後か、1年後か、3年くらいもつのか、ようは時期だけの問題だなと思っていました.で、値段が¥8800.価格から考えて、1年もてば上々かなと、そんなふうに思いながら注文したのを覚えています.

そして今日、ついに動作不良が起こりました.下方向のスクロールが出来ません.以前から動作が重たいなと思っていたので、そろそろ起こりそうだとは感じていたのですが、それが今日でした.1年もって、まあ上出来と言いたいところですが、やはりそこは、分解して掃除をすればなんとかなるのではないかと考えてしまいます.買い換えをするのはその後でも良いのではないかと.Mighty Mouseは外装にネジが無く、ボンド止めで組み立ててあるので、きれいに分解するのは至難の業であり、興味本位で分解するのは禁物と、ネットにも書いてありましたが、いま現在壊れて使えない状態であり、買い換える前にいっぺんくらい分解にトライしてみるべきだろうと思ってトライしてみました.

結果的には、ほぼ無傷で分解できており、クリクリボール周辺の掃除をして組み直してみたら、動作は新品のように軽くなり、組み上がり状態も、一度破壊的に分解したものとは思えない、きれいな仕上がりとなりました.あんまりきれいに仕上がったので、分解の様子はそのうちにCube改造のホームページの方に上げておこうと思います.やってみた感じでは、Mighty Mouseの分解掃除は言われているほど難しいものではなく、もし不幸にして動作不良に見舞われてしまったのであれば、そして保証期限を過ぎているのなら、分解掃除にトライするのもいいのではないかと思います.もちろん、ボンド止めを無理矢理こじ開けるといった破壊的分解ですので、正常に動作するものを興味本位で分解することは絶対にオススメできません.でも、動作不良になったものを分解掃除にトライせずにそのまま買い換えるというのももったいない話だと思います.


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正体不明のゴミがたっぷりとからまった、クリクリボールのセンサー軸部分.


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組み立て後の仕上がり状態.けっこうきれいでしょ?